「写真はイメージです」の境界線

便利なコメント「写真はイメージです」にも、思わぬ死角あり。

食品の広告でよく目にする「写真は調理例です」や「写真は盛付例です」。一見問題なさそうなコメントでも、常識チェックをしておかないと「あれ?」なんてことも。たとえばお皿に梅干が盛り付けてある写真に「写真は調理例です」と入っていたら、「調理…?盛り付けただけだよね?」となりますよね。 “「写真はイメージです」の境界線” の続きを読む

別紙は読み合わせにしよう

大きな修正になりがちな「別紙」には要注意!読み合わせで事故を防ごう。

赤字検版のとき、赤字以外に差し替え原稿などが別紙で添付されている場合は要注意です。なぜなら、そのような場合、レイアウト変更や表組みの追加など “別紙は読み合わせにしよう” の続きを読む

プロのプレッシャー

パーフェクトしか許されないプロ。それゆえ要する時間は……

プロゴルファーが1.5メートルのパットを外す確率は30%といわれています。こんなことをいうと「なんだ、オレのほうがうまいじゃないか」と思う方もいらっしゃるでしょう。でもそれは失敗しても笑ってごまかせる話だからです。 “プロのプレッシャー” の続きを読む

人によっては超カンタン!激辛広告校正テスト

答えは「な~んだ」というものばかり……あなたの消費者視点力をチェック!

お客さまの満足度アップに欠かせないのは、消費者視点力です。トップ直通の「投書箱」に苦情が寄せられてからアクションを起こすようではプロとはいえません。

そこで今回は、みなさんの消費者視点力をチェックしてみましょう。答えは「な~んだ」というものばかり。全問正解を目指してください。

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文字校正は白黒コピーで行おう

DTP特有のミスを見つけるには、色情報をあえて無くした白黒コピーが有効だったりします。

文字の色を変えたら数字が化けた! 関係ないピクトがいつの間にか入っていた! DTPが普及したおかげで、それまで色校下版でしかできなかった「画像や色のチェック」が、早め早めにできるようになりました。しかし、やはり新たな問題が “文字校正は白黒コピーで行おう” の続きを読む

ここのチェックシステムはすごい

すごいの一語に尽きる、某百貨店さんの「初校・色校のチェックシステム」をご紹介。

今回はすごいの一語に尽きる、某百貨店さんの「初校・色校のチェックシステム」をご紹介します。通常の工程表には「(月)初校→(水)戻し」くらいしかありませんよね。あってもページ指定くらい。でもこの百貨店さんは違います。工程表というより時間割。初校と色校をチェックする曜日と時間が、商品ごとに決まっているのです。 “ここのチェックシステムはすごい” の続きを読む

価格はひと文字ずつ縦にチェックしよう

数字の中でも特に大切な、「価格」の間違いを防ぐためには。

私たちは電話番号を人に伝えるとき、035817○×■△と一気に読むのではなく、03…5817…○×■△と区切りながら伝えますよね。その上最後に、その番号をメモした人が復唱までする念の入れよう。数字は1字違うだけで “価格はひと文字ずつ縦にチェックしよう” の続きを読む

校正記号はなぜ片仮名?

トル、ツメ、アキ、ママ…校正記号はなぜ片仮名なのでしょう。

トル、ツメ、アキ、ママ…校正記号はなぜ片仮名なのでしょう。平仮名や漢字より書くのがラク…というわけではなく(まぁ、そういう事情もないことは…)、「修正ミスを引き起こさないため」です。 “校正記号はなぜ片仮名?” の続きを読む

カンプに引きずられないようにしよう

グレーな部分をそのままにしておくと、いずれ痛い目に遭います。

赤字の意味がはっきりしないとき、修正されたカンプを見て、そういう意味だったのか、と納得することがありますよね。100%納得できればいいんです。しかし、 “カンプに引きずられないようにしよう” の続きを読む

「おだいりさま」は左側

ひな人形のおだいりさまは「向かって左」というのが一般的で、広告校正のチェック項目にもなっています。

毎年、ひな祭りの季節になるとドキドキしてきます。といっても、別段この時季に胸がキュンとなる思い出があるというわけではなく、ケーキ屋さんやお寿司屋さんのひな祭り用のポスターで、「おだいりさまとおひなさまの並びが逆!」という間違いを時折目にするからです。 “「おだいりさま」は左側” の続きを読む