「写真はイメージです」の境界線

便利なコメント「写真はイメージです」にも、思わぬ死角あり。

食品の広告でよく目にする「写真は調理例です」や「写真は盛付例です」。一見問題なさそうなコメントでも、常識チェックをしておかないと「あれ?」なんてことも。たとえばお皿に梅干が盛り付けてある写真に「写真は調理例です」と入っていたら、「調理…?盛り付けただけだよね?」となりますよね。 “「写真はイメージです」の境界線” の続きを読む

「おだいりさま」は左側

ひな人形のおだいりさまは「向かって左」というのが一般的で、広告校正のチェック項目にもなっています。

毎年、ひな祭りの季節になるとドキドキしてきます。といっても、別段この時季に胸がキュンとなる思い出があるというわけではなく、ケーキ屋さんやお寿司屋さんのひな祭り用のポスターで、「おだいりさまとおひなさまの並びが逆!」という間違いを時折目にするからです。 “「おだいりさま」は左側” の続きを読む

デメリット表示は正々堂々と

事実と食い違う表記でなくても、「デメリット表示の文字が小さすぎる」とか「限定数があいまい」という場合も景表法にひっかかります。

「3日で10㎏の減量に成功!誰もが絶対に痩せられる!」とか「つらかった○○が嘘のように治った!」なんて広告、見たことありませんか? そして隅の方にとても小さく「効果には個人差があります」や「必ず効果を保証するものではありません」と書かれていたり。 “デメリット表示は正々堂々と” の続きを読む

ライバルをほめる

みなさんにとって競合相手は、ライバル?それともパートナー?

みなさんにとって競合相手は、お客さまを奪い合うライバルでしょうか。それとも一緒に業界を盛り上げていくパートナーでしょうか。

自社の良いところを説明するとき「アフターサービスがいい」とか「故障が少ない」という言い方はよくありません。なぜでしょう? それは遠回しに比較して競合相手の悪口を言っていることにもなるからです。 “ライバルをほめる” の続きを読む

「泣けるストーリー」なら映画感傷券!?

使い分けが微妙な同音の言葉、いろいろあるんです。プロならきちんと調べて用いたいですね。

基準と規準、精算と清算、保証と保障、制作と製作など、使い分けが微妙な言葉を辞書で調べても、スッキリしないことってありますよね。 “「泣けるストーリー」なら映画感傷券!?” の続きを読む

QRコードの怪

印刷物からネットへの橋渡しをしてくれる便利なQRコード。でも、その校正には独特の悩みが。

見たいサイトに簡単にアクセスできるQRコード。利用者には便利でも、校正の立場からだとちょっとやっかいな代物です。 “QRコードの怪” の続きを読む

非まじめのススメ

報告書や論文のタイトルといえば、お固い表現が定石です。ちょっと、読むのをためらったり、敬遠したくなってしまう感じですが……

『お利口ばっかりでも,たわけばっかりでもダメよね! 「集団」行動の最適化』

皆さん、これを読んでなんだと思いました?実はこれ、とある報告書のタイトルなんです。 “非まじめのススメ” の続きを読む

日本一の小型国語辞典

「シャープな語釈と実感あふれる用例」……意外性が日本一の秘けつ!?

広告ではほとんどの場合「日本一 NO.1 トップ 最適」といった最上級の表現はNGです。しかし堂々と「日本でいちばん売れている!小型国語辞典!」と宣言している国語辞典があります。それは “日本一の小型国語辞典” の続きを読む

机の上は滑走路

机の上がきれいな人は「探す」 ということがありません。

ごちゃごちゃした机の上は危険がいっぱいです。A社に提出する書類をB社の封筒に入れてしまったり、会議で使う資料が見つからなかったり…。一方、机の上がきれいな人は「探す」 ということがありません。整理しているので、どこに何をしまったのか、ちゃんと覚えていますから。
(たまに、逆に綺麗にすると、どこに何があるかわからなくなる!なんて人もいますけど…) “机の上は滑走路” の続きを読む

求人募集はスピード勝負

求人広告を出したのに、反響がない、条件に合う人が見つからないという場合、問題はどこにあるのでしょう。

求人広告を出したのに、反響がない、条件に合う人が見つからないという場合、問題はどこにあるのでしょう。時期が悪かった、で済ませるのではなく、応募者の立場から考えてみましょう。

うまくいかない理由としては、 “求人募集はスピード勝負” の続きを読む