デメリット表示は正々堂々と

事実と食い違う表記でなくても、「デメリット表示の文字が小さすぎる」とか「限定数があいまい」という場合も景表法にひっかかります。

「3日で10㎏の減量に成功!誰もが絶対に痩せられる!」とか「つらかった○○が嘘のように治った!」なんて広告、見たことありませんか? そして隅の方にとても小さく「効果には個人差があります」や「必ず効果を保証するものではありません」と書かれていたり。 “デメリット表示は正々堂々と” の続きを読む

ライバルをほめる

みなさんにとって競合相手は、ライバル?それともパートナー?

みなさんにとって競合相手は、お客さまを奪い合うライバルでしょうか。それとも一緒に業界を盛り上げていくパートナーでしょうか。

自社の良いところを説明するとき「アフターサービスがいい」とか「故障が少ない」という言い方はよくありません。なぜでしょう? それは遠回しに比較して競合相手の悪口を言っていることにもなるからです。 “ライバルをほめる” の続きを読む

「泣けるストーリー」なら映画感傷券!?

使い分けが微妙な同音の言葉、いろいろあるんです。プロならきちんと調べて用いたいですね。

基準と規準、精算と清算、保証と保障、制作と製作など、使い分けが微妙な言葉を辞書で調べても、スッキリしないことってありますよね。 “「泣けるストーリー」なら映画感傷券!?” の続きを読む

QRコードの怪

印刷物からネットへの橋渡しをしてくれる便利なQRコード。でも、その校正には独特の悩みが。

見たいサイトに簡単にアクセスできるQRコード。利用者には便利でも、校正の立場からだとちょっとやっかいな代物です。 “QRコードの怪” の続きを読む

非まじめのススメ

報告書や論文のタイトルといえば、お固い表現が定石です。ちょっと、読むのをためらったり、敬遠したくなってしまう感じですが……

『お利口ばっかりでも,たわけばっかりでもダメよね! 「集団」行動の最適化』

皆さん、これを読んでなんだと思いました?実はこれ、とある報告書のタイトルなんです。 “非まじめのススメ” の続きを読む

私が責任者ですシール

一人ひとりが自信と信念を持って仕事するには、「この仕事をしたのは誰か」を可視化することが必要かもしれません。

安全管理の基本は、いつ、誰が、何をしたのかを記録に残すことです。これはあとあと問題が起きたとき、責任の所在をはっきりさせるという後ろ向きの理由もありますが、それだけではありません。 “私が責任者ですシール” の続きを読む

日本一の小型国語辞典

「シャープな語釈と実感あふれる用例」……意外性が日本一の秘けつ!?

広告ではほとんどの場合「日本一 NO.1 トップ 最適」といった最上級の表現はNGです。しかし堂々と「日本でいちばん売れている!小型国語辞典!」と宣言している国語辞典があります。それは “日本一の小型国語辞典” の続きを読む

その「お得」、ちょっと待って!

「お得」の押し付けは危険かも。消費者の共感を得ることができなければ逆効果に……

「1セット 5,000円、5,000円でのご提供となります!さらに本日は2セットお買い求めになると9,600円、9,600円とたいへんお買い得です!」なんてテレビショッピングでお馴染みの言葉。

これを見ている視聴者は「たいへんお得」という言葉に敏感です。 “その「お得」、ちょっと待って!” の続きを読む

「お売り下さい」のすごさ

本文に上手に誘導するキャッチコピーのテクニック、その成功例を紹介。

キャッチコピーの役割は、まずはじめに読者に「ん?」と思わせて、「どれどれ…」と本文まで誘導することです。言いたいことを最初にズバッと言ってしまうと、「へー、なるほどね」で終わってしまい最後まで読んでもらえません。 “「お売り下さい」のすごさ” の続きを読む

「色」の持つ力、イメージは大切!

色がもたらす印象というのはとても影響力がありますので、意図や場合に即した効果的な取り合わせを提案する必要があります。

看板には「○○屋さんならあの色」という暗黙のルールがあります。そうでなければいけないというわけではありませんが、たとえば中華料理屋さんは赤、カレー屋さんは黄、というイメージは一般的ですよね。 “「色」の持つ力、イメージは大切!” の続きを読む