見たいサイトに簡単にアクセスできるQRコード*。利用者には便利でも、校正の立場からだとちょっとやっかいな代物です。
まずスマホを使って「読み取りテスト」を行わないと、常識チェック情報同士に矛盾がないか、見る人に誤解を生じさせない内容かを確認すること。ダンクの校正の売りのひとつ。 Moreができません。それでもごくごくまれに「印刷したら読み込みNG」とか「デバイスによってはアクセスNG」ということも。その主な原因は、スミ(黒)1色で作ったQRコードが4色(カラー)分解に化けてしまうこと。校正では1色か4色かなんてわかりませんので、制作や印刷に携わる方はチェックが必要です。
また、バレンタインとかクリスマスのような季節イベント限定サイトだと、校正終了時点ではまだそのサイトが「工事中」になっていることがよくあります。QRコードが正しいか、チェックできないわけです。その場合は校正紙印刷物のデータを確認用に印刷した紙のこと。実際の印刷環境で試し刷りをしたものを指す場合もある。ダンクではカンプとほぼ同義で使用。 Moreに「(工事中のため)QRコード未確認です」と申し送りをすることになります。けっこう大変でしょ。
そんな中、日々進化しているのが「キーワード検索」です。検索窓にキーワードを入力した際に、一緒に検索されやすいキーワードを自動で表示する「サジェスト機能」など、より便利になっています。実は「広告校正」*で検索すると、我らがダンクはなんとトップなんですよ。えへん。
*「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。
*「広告校正」は(株)ダンクの登録商標でも何でもありません。