お客さまに寄り添った仕事をしましょう
ダンクの校正用語の中には、ダンク独自の変わったものがいくつかあります。たとえば、原稿引き合わせや突き合わせのことを「付け合わせ校正方法のひとつで、原稿と紙面の両方を一人で見比べながら確認していく方法。突き合わせ、引き合わせともいう。 More」と言います。辞書だとこれは「肉料理などに添えるポテトやにんじんのこと」。付属品という意味合いが強く、なんだか重厚感に欠けますね。「刷り出し」も、本来は「きちんと印刷されているかをチェックする」という意味ですが、ダンクでは最終校正を意味します。
さらに、あおり検版や重ね照合は「パタパタカンプに赤字修正前の紙面を重ねてパタパタとあおることで、修正箇所以外の変化(指定外変化)が起きていないかを確認する方法。あおり検版、めくり校正ともいう。 More」、赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 More引き合わせや赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 More消し、赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 More照合は「赤字検版赤字通りに正しく修正されているかを確認する作業のこと。修正指示により周りとの不整合が生じていないかもあわせて確認する。 More」、素読みや校閲に似た作業は「常識チェック情報同士に矛盾がないか、見る人に誤解を生じさせない内容かを確認すること。ダンクの校正の売りのひとつ。 More」。ほかにも、「大基本(だいきほん)」のようにそっくり返ったものや、「イキシニくん」のようなゆるキャラっぽいものがあります。もちろんこれらが通じるのはダンクの社内だけです。
お客さまと話をするときは、お客さまの言葉に合わせることが重要です。原稿や先方チェック紙が何種類もあるときは、お客さまにそれぞれどう呼んでいるのかお訊きし、意味の取り違い、情報の行き違いが起こらないようチーム全員で同じ言葉を使いましょう。また、作業内容をお客さまにもご理解いただけるように説明することも必要です。