法則をきちんと理解しましょう
広告では色に重要なメッセージが込められています。校正者はその意味や使い分けをきちんと理解して、紙面(誌面)と向き合わなければいけません。
たとえば、旅行パンフの宿泊料金が休前日プランから平日プランに変われば、日付の地色もピンクから水色に、チラシのお買得商品が超目玉商品に変われば、価格の色もオレンジから赤に変わります。
Aが変わればそれに伴ってBも変わる。広告はあちこちにこの法則が張りめぐらされています。そしてそれに気づいた校正者だけが、Aにしか赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreがないとき「B も変わるのでは?」と疑問紙面に記入した確認事項のこと。クライアントや得意先への確認が必要と思われる場合に校正者が用いる手段。 Moreが出せるのです。