掲載される会社名や商品名に誤りがあると、やっつけ仕事と思われその価値は下がってしまいます。うっかりしがちな会社名としては、三菱UFJ銀行(旧社名 三菱東京UFJ銀行)、ブルドックソース(でもロゴはBull・Dog)、キヤノン、富士フイルム、三和シヤッター、シヤチハタなどなど。「株式会社」が前か後ろかにも要注意です。
商品名でも、キユーピーのユと興和新薬のキューピーコーワゴールドのュは大きさが違います(ただしチラシではキューピーもよく見ます)。また、「○○詰め合わせ」も、詰めあわせ、詰め合せ、詰合せ、御詰合せと各社、表現はまちまちです。
ロゴも各社趣向をこらしていて、一澤信三郎帆布は鞄(かばん)という字を「布で包む」というデザインにしていますし、吉野家の吉は上が「士」ではなく「土」です。マツダ(自動車)やミツカンはMAZDA、mizkanとなり、セブン‐イレブンの看板は7-ELEVEnの「n」だけ小文字です。
案内図の店舗名も誤りがあるとお店に失礼なだけでなく、ネット上のネタになってしまったり、見る側の失笑を買うことも。よくある例として、イトーヨーカドー(イトーヨーカ堂は社名)、不二家(×不二屋)、サイゼリヤ(×サイゼリア)、ビックカメラ(×ビッグカメラ)、ドン・キホーテ(×ドンキ・ホーテ)などがあります。
会社名や商品名、ロゴは各社思い入れのあるものです。間違えると失礼なだけでなく、その思い入れを傷つけることにもなります。気を付けましょう。