原稿は校正には欠かせない、重要なものです。しかし、本原稿が100枚で、訂正原稿と疑問紙面に記入した確認事項のこと。クライアントや得意先への確認が必要と思われる場合に校正者が用いる手段。 More回答が合わせて100枚――。これをこのままファイルしても、校正はできません。どの訂正がどの商品に反映するかを探しながらだと、3時間で終わるはずの校正が一日仕事になってしまいます。訂正の意味を取り違える危険性もあります。そこで必要になってくるのが、原稿整理です。
原稿整理は、本原稿や訂正原稿にヌケがないかのチェックから始まり、疑問紙面に記入した確認事項のこと。クライアントや得意先への確認が必要と思われる場合に校正者が用いる手段。 Moreの未回答がないかを見届けて終わります。本原稿はB4なのに訂正原稿はA4、なんてことはよくあります。そのままだと校正者に気づいてもらえなかったり、紛失する恐れがあるので、訂正原稿をすべてB4サイズにコピーし直します。
紙原稿は、広告が出来上がるまでに何十回もめくられ、最後はボロボロになってしまいます。だからパンチで穴を開けたら、パンチラベルで補強し、居心地のいい場所に保管してあげてください。