校了間際のタイミングで修正もれがあったら、校正紙印刷物のデータを確認用に印刷した紙のこと。実際の印刷環境で試し刷りをしたものを指す場合もある。ダンクではカンプとほぼ同義で使用。 More(修正もれ)にその赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreを転記して、制作会社に戻しますよね。それを見たデザイナーさんが「あれ、ここは直したはずだけど…隣を直しちゃったかな?」と隣が化けているのに気づいてくれればひと安心。
でも、こちらがもたもたしているうちに結局、提出時間をオーバーしてしまったら、元も子もありません。そもそも、修正もれのある校正紙印刷物のデータを確認用に印刷した紙のこと。実際の印刷環境で試し刷りをしたものを指す場合もある。ダンクではカンプとほぼ同義で使用。 Moreを丁寧に見たところで、絶対に校了にはなりません。それどころか、必死にパタパタカンプに赤字修正前の紙面を重ねてパタパタとあおることで、修正箇所以外の変化(指定外変化)が起きていないかを確認する方法。あおり検版、めくり校正ともいう。 Moreしたところで、余計に危険度が増し、無駄な手間とコストがかかるだけです。
「修正もれを見つけたら、すぐに戻す」。これは意地悪ではありません。安全対策なのです。