赤字の前後に注意しよう

赤字検版では、赤字の前後もしっかり見るようにしてください。なぜかと言いますと……

赤字周りは危険地帯

正しかった文字や写真が、いつのまにかおかしくなってしまうことを「化け」といいます。 “赤字の前後に注意しよう” の続きを読む

誤字脱字防止法

誤字脱字を「たいしたことないさ」で片付けてしまう人は、ミスに対する関心が低いのです。つまり……

字の間違いを指摘され、恥ずかしい思いをした経験は誰にでもあるはず。誤字脱字は小さなミスです(さすがに「ダンス教室」が「タンス教室」だったらアウトですが)。しかしその裏にはさまざまな問題が隠れています。 “誤字脱字防止法” の続きを読む

誤字を覚えよう

校正者は、間違われやすい誤字を覚えてしまえば、何かありそうだとピンとくるようになります。

誤字はメモに残しておきましょう

「この字、間違ってますね」「あれ!? 何回も見たんだけどなあ」。お客さまの持って来られたカタログをざっと眺めただけなのに、誤字が目に飛び込んでくることがあります。 “誤字を覚えよう” の続きを読む

赤字の「常識チェック」をしよう

「お客さまの赤字は間違いない」という認識は捨てましょう。

赤字検版では、赤字どおりに直っているかだけでなく、その赤字の内容が本当に正しいかまで確認しないといけません。お客さまの赤字の書き間違いはよくあります。 “赤字の「常識チェック」をしよう” の続きを読む

検算は最初と最後にしよう

税込価格や割引率など、数値の計算がからむ部分の校正は「検算」を行うのですが……

検算で出た差異は疑問で

税込価格、割引率、クレジット払いなど、1回目の検算は「原稿」で行います。その後価格に訂正が入ったときは、その都度忘れずに検算し、鉛筆で「検算済み」を表すレ点チェックを入れましょう。

計算が合わないからといって勝手に直してはいけません。 “検算は最初と最後にしよう” の続きを読む

レベルの差は歴然

本物のプロは一つ一つの動作にしっかりとした理由があり、無駄がありません。

どんな仕事にも本物のプロとそうでないプロがいます。たとえば、行列のできるお店と閑古鳥の鳴いてるお店のコックさんが、材料も道具もすべて同じモノを使って「オムレツ対決」をしたとします。

結果は、 “レベルの差は歴然” の続きを読む

二つの角度から見よう

正しさを追求する校正者の視点、しかしそれだけでは広告校正として不足するものがあります。

「消費者視点」の校正こそがダンクの神髄

ダンクの校正には、「校正者視点」と「消費者視点」、二つの角度からの視点が求められます。

たとえば「カーネーション3本組」の写真をチェックするとき、 “二つの角度から見よう” の続きを読む

求人募集はスピード勝負

求人広告を出したのに、反響がない、条件に合う人が見つからないという場合、問題はどこにあるのでしょう。

求人広告を出したのに、反響がない、条件に合う人が見つからないという場合、問題はどこにあるのでしょう。時期が悪かった、で済ませるのではなく、応募者の立場から考えてみましょう。

うまくいかない理由としては、 “求人募集はスピード勝負” の続きを読む

価格は電話番号のように読もう

わずかの違いでまったく変わってしまう言葉や数字のあれこれ。ほんとうに要注意です。

1字違いは大違い!

税込と税抜、以上と以下、午前と午後、AMとPM、開店と閉店などは1字違うだけで正反対の意味を持つ要注意な言葉です。どれも日頃、当たり前のように目にする言葉だけに、意識せずさらっと読めてしまうので、意外と見落としやすいのです。 “価格は電話番号のように読もう” の続きを読む

キヤノン? キャノン?

会社名や商品名、ロゴは各社思い入れのあるものです。

掲載される会社名や商品名に誤りがあると、やっつけ仕事と思われその価値は下がってしまいます。うっかりしがちな会社名としては、三菱UFJ銀行(旧社名 三菱東京UFJ銀行)、ブルドックソース(でもロゴはBull・Dog)、キヤノン、富士フイルム、三和シヤッター、シヤチハタなどなど。「株式会社」が前か後ろかにも要注意です。 “キヤノン? キャノン?” の続きを読む