二つの角度から見よう

正しさを追求する校正者の視点、しかしそれだけでは広告校正として不足するものがあります。

「消費者視点」の校正こそがダンクの神髄

ダンクの校正には、「校正者視点」と「消費者視点」、二つの角度からの視点が求められます。

たとえば「カーネーション3本組」の写真をチェックするとき、校正者視点では「きれいに咲いたカーネーションが3本あればOK」となります。しかし、消費者視点で見て、本当にOKでしょうか?

カーネーションといってもいろんな種類や色がありますね。また、個人の好みもあるでしょう。なかには、「つぼみが1本もないと、長く楽しめないので買う気にならない」という人もいるかもしれません。

消費者の視点で見る。これは難しいことではありません。普段の生活に基づいた感覚がそれです。スーパーで牛乳を買うとき、コンビニで雑誌を買うとき、どういった点を見て「これにしよう」と決めていますか?