求人募集はスピード勝負

求人広告を出したのに、反響がない、条件に合う人が見つからないという場合、問題はどこにあるのでしょう。

求人広告を出したのに、反響がない、条件に合う人が見つからないという場合、問題はどこにあるのでしょう。時期が悪かった、で済ませるのではなく、応募者の立場から考えてみましょう。

うまくいかない理由としては、マンネリ表現が多い、会社や仕事の内容がわかりづらいなどが挙げられます。

マンネリ表現ではどの項目も同じように見えてしまい、他社との違いがわかりません。よって、自社をアピールしづらくなります。「未経験者歓迎」を「未経験でも素直な方なら大歓迎」とすれば、具体的ですし、印象はがらりと変わります。「それなら、応募してみようか…」と考える人も増えるでしょう。ダメでもともと。いろいろ試してみてはいかがでしょう。

また採用までに時間がかかりすぎるのも問題です。書類審査に1週間、さらに面接までに1週間、採用決定にまた1週間…。これではいい人材であればあるほど、他社に先を越されてしまいます。スピーディーな対応も重要です。(そりゃ応募者からすれば、早く仕事を決めたいですもんね)

もっとも良くないのが、人手不足ゆえに採用基準を落とす「質より量」の方向に切り替えること。面接時の「少し気になる」は、毎日一緒に働くと「かなり気になる」になります。品質やサービスの維持のために、費用はかさみますが、理想の応募者(探せば必ずいます)が来るまで、優秀な派遣スタッフ(こちらも探せば必ずいます)でつなぐのも有効な手段です。