赤字検版赤字通りに正しく修正されているかを確認する作業のこと。修正指示により周りとの不整合が生じていないかもあわせて確認する。 Moreは、ダンクでは一人目が黄色、二人目が黄緑色のダーマトダーマトグラフ※の略。紙をむいて芯を出す色鉛筆。紙がきれいにクルクル~っとむけたときの爽快感はクセになります。 ※ダーマトグラフは、三菱鉛筆株式会社の登録商標。 Moreを使います。まず一人目は赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreの消し込みをせず、確認したら後ろにレ点チェックをします。消し込みはしない方が二人目も赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreが見やすいうえ、一人目の消し込みに引きずられにくいメリットがあります。たったこれだけで、赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreの見落としはぐんと減ります。二人目は一人目のレ点の後ろに、黄緑色でちょこんとマークします。
次は校正紙印刷物のデータを確認用に印刷した紙のこと。実際の印刷環境で試し刷りをしたものを指す場合もある。ダンクではカンプとほぼ同義で使用。 Moreの消し込み。一人目は赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreどおりに直っているかを確認し、そこを黄色で消し込みます。二人目は赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreどおりに直っているかを確認するだけ。消し込みはしません。黄緑色を更に重ねると校正紙印刷物のデータを確認用に印刷した紙のこと。実際の印刷環境で試し刷りをしたものを指す場合もある。ダンクではカンプとほぼ同義で使用。 Moreがどぎつくなって、疑問紙面に記入した確認事項のこと。クライアントや得意先への確認が必要と思われる場合に校正者が用いる手段。 Moreや修正指示を書き込んでも目立ちにくくなってしまうからです。
最後はパタパタカンプに赤字修正前の紙面を重ねてパタパタとあおることで、修正箇所以外の変化(指定外変化)が起きていないかを確認する方法。あおり検版、めくり校正ともいう。 More。ミスする人としない人の差はここにあります。ミスする人は黄色で消し込んだところに来ると、さっきがっちり見たから大丈夫!と考えます。一方ミスしない人は、さっきがっちり見たけど本当に大丈夫かな、と考えます。そして、もう一度赤字紙面に書き込まれた修正指示のこと。赤色以外で書かれた指示も「赤字」という。 Moreどおりに直っているかを確認します。「赤は止まれ」。いいえ、校正は「黄色も止まれ」です。