3手先まで考えよう

物事は、3手先まで読んでからアクションを起こすと大体うまくいきます。

窓口さんに質問するときのコツは、『「疑問」は話すように書こう』と同じです。だから上手に質問できる人は、疑問の書き方も上手です。

質問するときのポイント

  • 1 できるかぎり簡潔に。結論だけを伝えましょう。
  • 2 質問は結論までにとどめ、相手の回答を待ちましょう。
  • 3 相手の回答を見越して、前もって質問の理由や根拠を用意しておきましょう。

1 まず結論だけを伝えます。

〈例〉 この約2268席の約をトル?と疑問にしたいんですが?

 

2 結論だけ伝えたら、窓口さんの回答を待ちましょう。窓口さんは今、「約2200席ならわかるけど、どうして約2268席という表記なんだろう?」と考え中です。

 

3 しばらくすると窓口さんは「刷見本はどうなってるの?」と訊いてくるはずです。前もって刷見本や公式サイトで調べておきましょう。

〈例〉 (さっと刷見本を見せて)それが前回も「約」が入ってるんですよ。

 

わからないからとりあえず、窓口さんに訊いてみる。これでは窓口さんの負担が増えるだけです。何を、どういう理由で訊きたいのか明確にしてから質問するようにしましょう。こちらがこう話す、すると窓口さんはこう訊いてくる、そうしたらこう応じる…。物事は、3手先まで読んでからアクションを起こすと大体うまくいきます。

 

*【約2268席】 車椅子席のある会場では、このように表示することもあります。

*【公式サイト】 オフィシャルサイト、公式ウェブサイト、公式ホームページともいう。間違いだらけのネット情報の中で、とりあえず信用できるのはその会社の公式サイトだけです。