同じ文字はまとめて見よう

普通にやるより早く、正確にできる。そんな校正テクニックをご紹介します。

同じ文字や順番に並んだ文字はそれだけをまとめて見る。これは原稿照合常識チェックパタパタなどで毎日使う、広告校正の基本的なルールです。

たとえば注文番号が301-01 301-02…となっていたら、まずは先頭の301だけを通して見ていきます。そうすると310が混ざっていても、301 301 310 ん!?違う数字が混ざってる! と簡単に見つけることができるのです。301が終わったら次は後ろの-01 -02 -03…と見て、番号の飛びや重複をチェックします。

カタログのツメ部分も、章ごとに分担するのではなく一人に任せ、始めから終わりまで通してチェックしてもらいましょう。そうすれば書体の違いや位置のズレも簡単に発見できます。普通にやるより早く、正確にできる。これが良いルールの条件です。