常識チェックをアピールしましょう
お客さま「ダンクさんって、ほかの校正会社とどこが違うんですか?」
ダンク 「会社からは『字の間違いなんか目をつぶって見つけろ』と言われています。」
お客さまに自社の特長を尋ねられたら、私たちはこのようにお答えしています。
しかし、これだけでは何がなんやら。要するに、「目に見える間違いなんて、目を閉じていてもわかるぐらい注意力を研ぎ澄まして紙面を見ろ」という冗談めいた言葉なのですが、お客さまにとっては理解の及ぶ答えにはなっていませんね。すると、必ずこう訊かれます。
お客さま 「へえ!? じゃあ、目を開けてるときは何をするんですか?」
ダンク 「会社からは『常識チェック情報同士に矛盾がないか、見る人に誤解を生じさせない内容かを確認すること。ダンクの校正の売りのひとつ。 Moreをしろ』と言われています。」
お客さま 「常識チェック情報同士に矛盾がないか、見る人に誤解を生じさせない内容かを確認すること。ダンクの校正の売りのひとつ。 Moreってなんですか?」
そうこなくっちゃ! ここが私たちの最大のアピールポイントなのです。
ダンク 「たとえばカーネーション3本の写真を確認するとき、きれいに咲いたカーネーションが3本写っていれば…。」
お客さま 「いいんじゃないでしょうか?」
ダンク 「いえ、ダンクではOKになりません。全部咲いたものより、長く花を楽しめるようにつぼみのあるほうが売れるからです。だから『つぼみのある写真に変更しては?』と疑問紙面に記入した確認事項のこと。クライアントや得意先への確認が必要と思われる場合に校正者が用いる手段。 Moreを出すようにしています。『校正者視点』の校正は当然ですが、私たちはそれにプラスして『消費者視点』に立った校正を心掛けています。それが常識チェック情報同士に矛盾がないか、見る人に誤解を生じさせない内容かを確認すること。ダンクの校正の売りのひとつ。 Moreなのです。」