別紙は読み合わせにしよう

大きな修正になりがちな「別紙」には要注意!読み合わせで事故を防ごう。

赤字検版のとき、赤字以外に差し替え原稿などが別紙で添付されている場合は要注意です。なぜなら、そのような場合、レイアウト変更や表組みの追加など紙面全体に関わる修正であることが多いからです。修正が一カ所だけでも要注意なのに、それが紙面全体に関わる修正であるなら、その危険性は言うまでもないですね。当然、赤字常識チェックにかかる時間も、別紙があるとないとでは大きく違ってきます。

ちょっとした文字修正であれば、付け合わせ赤字検版をするのが一般的です。しかし、「赤字検版付け合わせで行うべし」、なんてルールはありません。「納品書が申込書に!」、「980円が78円に!」…。そんな事故の話を聞くたびに、読み合わせならあり得ないのに…と思います。ですので、別紙による修正箇所は読み合わせで確認するようにしましょう。また、赤字がごちゃごちゃのときも読み合わせがベストです。